ビームライン概要
※2023年4月1日 県有ビームライン(BL8S2)が財団(AichiSR)に移管されました。
BL8S2は、愛知県が整備したビームラインで、2017年6月から供用を開始しました。白色X線と単色X線(エネルギー:7~24keV,波長:0.18~0.05 nm)を使用することができ、ビームサイズが40 mm×8 mm(水平方向×垂直方向)と大きいため、X線トポグラフィ、LIGA、X線CT、X線照射などの実験に利用されております。これらの実験を通して、自動車、エネルギー、情報機器、医療機器、輸送機器、光学機器等の分野への貢献が期待でき、さらに医療や農業分野への貢献も期待できます。
現在の整備状況
測定環境
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X線CTによる非破壊内部観察が可能
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X線トポグラフィによる単結晶の欠陥観察評価が可能
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機器を設置することで、LIGAや照射実験が可能
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白色光の利用が可能
検出器
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X線CMOSカメラ(浜松ホトニクス製)
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プラットパネルセンサー(浜松ホトニクス製)
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X線CCDカメラ
(更新2023.4)
測定事例