GNXASハンズオンセミナーの開催について

募集を締め切らせていただきました。

GNXASハンズオンセミナーの開催について

 今回、GNXASコードの開発元であるイタリア・カメリーノ大学のA. Di Cicco教授、および同教授の研究グループの全面的な協力の下、あいちシンクロトロン光センター(AichiSR)でGNXASのハンズオンセミナーを開催することになりました。

 GNXASは生の実験データを多重散乱(Multiple Scattering; MS)計算により厳密にフィッティングする先進的なソフトウェアです。このソフト ウェアの代表的な特徴は、近傍原子の影響を考慮したマッフイン・ティン近似された原子ポテンシャルでの光電子の散乱の位相シフトの計算を行なう、散乱における光電子の波動関数の減衰の効果を考慮した複素Hedin-Lundqvistポテンシャルを選択できる、2原子、3原子、4原子配置に関連するMSシグナルを計算する、等があります。また、複数の吸収端を含む複雑なスペクトルをフィッティングすることが可能、生データを処理することなく直接フィッティングすることが可能、多電子励起を考慮したバックグラウンドの使用が可能、といった特徴があります。

 ハンズオンセミナーでは、初日にA. Di Cicco教授らによりGNXASの理論的背景について説明していただきます。2日目、3日目はGNXASを実際に操作していただき、解析の手順を習得していただきます。なお、本セミナーは英語で行います。

日時:
 2023年9月11日(月) 13:30 ~ 2023年9月13日(水) 17:00

場所:
 9月11日(月)  現地 、Zoomによるオンライン開催
 9月12日(火) 現地のみ
 9月13日(水) 現地のみ
 現地:あいちシンクロトロン光センター2F大会議室

*現地会場は定員に達したため締め切りました。

主催等:
 [主催] あいちシンクロトロン光センター
 [後援(予定)] 日本XAFS研究会、JST CREST(JPMJCR 1861)

プログラム(予定):

参加費:
 無料

定員:
     現地会場:15名まで  *定員に達したため締め切りました
 オンライン参加:100名程度 *初日(9/11)のみオンラインでの参加が可能です

申込期間:
 2023年9月1日(金)まで。ただし、定員に達し次第、締め切ります。

その他:

 ・GNXASの動作環境はLinux,Macになりますが、Virtual Box等を利用してWindows環境上でも動作が可能とします。詳細は、9/12,13のセミナー参加者に別途ご案内します。

 ・オンラインの接続方法は、オンライン参加者に別途ご案内します。